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火事

仕事をしてたら、何処からともなく火災報知器の音がしてきた。

(うるさいなぁー、どこのビルやねん。  もう……。)

などと思いながら仕事を続けていたが、
いつまでたっても鳴り止まない。

まさか…、と思ってドアをあけてみたら、
ウチの建物の火災報知器だった!


廊下の端っこ==階段の方に行ってみると、
他の部屋の方と思しき男性が二人いて、
「どうやらボヤっぽいですよ。 ほら、あそこ。」
と階段からちょっと身を乗り出して壁を指差してくれた。

見てみると確かに換気口のようなところからうっすらと煙っぽいモノがでてるじゃありませんか。

しかも、位置的にウチの真下!


こりゃいかん! と
事務所内のみんなに知らせて、
重要データを保存して、貴重品だけ持たせて、
外に退避。

留守にしている社長にまずは状況報告の電話をしながら
階段を下りていくと、
途中で、
駆け上がってくる消防士さんとすれ違う。
なんか、ホンモノの「火事っ!」って感じだ。


建物の外に出てみると、大小あわせて3台の消防車両。

5分ほど、ぼーっと待ってから、
暇なので消防士さんに
「状況を教えてもらえませんか?」と話しかけてみる。
消防士さんの話によれば、

   火災報知器が鳴って、その「反応」箇所の現場を確認したり、
   といくつかの作業を行っているため、
   もう少し外にいて欲しい。
   時間としては小一時間かかるかもしれない。

とのこと。


もー、この忙しいのにー!
ぶーーー!!

と思いながらも、歩道の柵にもたれかかって
お休み気分。


結局30分位たってから、安全が確認されたとの事で
部屋に戻れた。
消防士さん曰く、原因はコンロでの“空焚き”。

待ってる間、消防士さんとはちょこちょこと、話をしていた。

こんなこととか↓

自分:「警報機、うるさいんで音止めちゃいたいですね…。」
消防士さん:「うるさくて、ちゃんと鳴ってくれないと困るんですけどね…。(^^; 」
自分:「そりゃそうですね…。( ̄ .  ̄;)」
消防士さん:「音は、今、止めようとしているんですよ。」
自分:「止められるんですか!? っていうか止めていいんですか?」
消防士さん:「音だけを止めても、どの場所で火災を検知したかの情報は残るんですよ。」
自分: ( ・_・)ノシ゛Ω  へぇ〜

“下書き”状態のままだったのを失念していて、一週間たっての公開…。

件の「空焚き部屋」の人は、まだ謝りにもやってきません。
オフィスではあるけど、朝早くから夜遅くまで人は居るのにねぇ…。(-_-#)

投稿者: ぅぇ 日時: 2004年10月07日 19:24