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ミーティング

ミーティングに対する不満を持っている人は多いと思う。
自分もその一人。

何か参考になるmethodologyはないものかと探していてであったのがコレ↓

"How to Make Meetings Work"
  →邦訳はコレ

PM的視点では、PMI関係ドキュメント/書籍も参考になる。

ちゃんと読んだ訳ではないけど、こんなの↓とか。

"Human Resource Skills for the Project Manager"


一方で、なんの疑問も持たずに、意味のないミーティングを行って、
何とも言えないわびしい気持ちになったり、
不満を持ったりしてるだけの人も見かける。

意見の対立から、交渉・調整を行わねばならないときに
よく見かける気もする。

昨日も、すんなりと進まないミーティングがあった。
今にして思えば、始めから丁寧にミーティングをマネジメントすれば良かった
と反省する事しきり。

自分の為に、ミーティングについて思っている事の一部を書いてみて、
なにか整理されないかと試行してみる…。


他の意見をよく聞かない、もしくは理解しない……
でも自分側の立場を押し進める為に批判は行う……
挙句のはてに、
雰囲気の悪くなっていくミーティングに耐えきれず
あとはアンダーテーブル/ウォータークーラーサイドでなんとかしよう
……と。

こうならないように、マネージャは適切なミーティングマネジメントを心がけたいもの。(自戒…)

その為に、ファシリテータと書記が欠かせないと最近は考えている。

たとえば、交渉事のような場合、


  • 理性を保たせる

  • 各々の意見を確実に表明させる

  • 議事進行のステージを切り分け、批判により「表明」がちゅうとはんぱになるような事態を避ける

  • 表明された内容を理解させる


といった議事進行にファシリテータは力を発揮する。

マネージャがこれをやると、対立する意見の一つに
加担することになりかねないので、慎重にやらなきゃなんない。
それこそ、話を聞きながら、相づちを打つのにもきを配らなきゃならない。

情報が出そろったところで、利害の分析に入る。

このとき、無駄に議論が白熱したり、議論が活発にならなかったりするのは、
評価を述べる事と、「元の意見を述べた人」を評価する事とが
リンクして捉えられちゃうから(であることが多い)。

なので、書記(とホワイトボード)は
意見を漏らさず記して整理するとともに、
その「元の意見」を「述べた人」から切り離す役割を持つ。

ファシリテータも、特別に必要がなければ
『○○さんのこの意見』というような表現を避けねばならない。

交渉事(のミーティング)は、
こういった単純とも思える交通整理をするだけで、
すんなり解決策は見つかるものだ。
#経験上。

なんか疲れたから、終わり。
( −.−)=3

投稿者: ぅぇ 日時: 2004年10月01日 15:22